トップページ > お知らせ > 航海用海図を再利用したグッズが完成しました ~世界の海をお手元に~

航海用海図を再利用したグッズが完成しました
~世界の海をお手元に~

2023年07月14日

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)ではこの度、使用しなくなった海図を再利用したグッズをリリースしました。海図とは陸上で用いる地図に対して、船が航海で用いる「海の地図」です。歴史上長らく航海に用いられてきた海図は近年電子化が進み、国際条約で外航船へ電子海図の搭載義務が取り決められて以降、紙の海図は必要とされるシーンや枚数が減ってきています(註1)。この度制作したグッズは、当社が実際に使用していた紙の海図数千枚を用いて制作されています。

実際の岸線、地形、等深線、地名や“海の道”こと航路の記載などがそのまま残った海図グッズは、1点1点すべて模様が異なり、世界のどの地域の海図かを楽しんでいただけます。

グッズは当社が出展協力と協賛を行う国立科学博物館の特別展「海~生命のみなもと~」(註2)のショップコーナーでもお求めいただけますので、お立ち寄りの際は是非ご覧ください。

世界中の青い海が想像されるメモブックや扇子、タンブラーを手に取っていただき、当社グループが事業の起点とする海運や船のことを知っていただけることを願っています。

扇子、メモブック、タンブラーの3種類
メモブックの表紙では、イラスト入りのスタンプでバラエティを楽しめます
「手に取られたのは、どの辺りの海域でしょうか?」
(扇子に付属するしおり)

(註1) 海図はSOLAS条約(1984年の海上における人命の安全のための国際条約)に基づいて国際的に船舶への備え付けが義務付けられていますが、国際海事機関(IMO)における決定で国際航海に従事する船舶には2012年以降順次、電子海図情報表示装置(ECDIS)の搭載が義務付けられました。

(註2) 2023年7月13日付「国立科学博物館 特別展『海~生命のみなもと~』へ協賛・出展します ~“人々の暮らしを支える海運”を紹介~」ご参照。
特別展「海~生命のみなもと~」特設ページ https://umiten2023.jp/special.html