クルーズ業界世界最大級イベント 香港Seatrade Cruise Asia Pacificに登壇
～新クルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」および2024年12月サービス開始の新船「MITSUI OCEAN FUJI」をアジアにアピール～

2023年11月10日

株式会社商船三井（代表取締役社長執行役員：橋本 剛、本社：東京都港区、以下「当社」）は、香港にて開催されたSeatrade Cruise Asia Pacific（註1）に参加し、クルーズ事業革新プロジェクトユニット長の山下 晶一朗（やました しょういちろう）がプレスカンファレンスに登壇しました。新たなクルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」および2024年12月にサービスを開始するクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」（註2）を紹介し、日本の上質なおもてなしと欧米のラグジュアリークオリティが融合した体験の創造についてと、2025年4月からの世界一周クルーズをアピールしました。

また、パネルディスカッションでは、山下のほかシニアアドバイザーのAnthony Kaufman、商船三井クルーズ株式会社（代表取締役　社長執行役員：上野 友督、本社：東京都港区）取締役執行役員の清水 明（しみず あきら）が登壇し、アジアにおけるクルーズ事業のコロナ禍からの復活および今後の成長について議論を交わしました。

当社グループは2023年3月に策定した新経営計画「BLUE ACTION 2035」で、海運不況時でも黒字を維持できるポートフォリオへの変革を掲げました。クルーズ事業はボラティリティの高い海運市況をカバーする非海運型・安定収益型事業の一つとして位置づけています。今後、「MITSUI OCEAN FUJI」に加え新造船を追加する計画としており、当社グループの企業価値向上・グループビジョンの実現に努めます。

(註1) クルーズ業界関係者が一堂に会し、ネットワークの構築や情報交換を行う世界最大級のイベントです。2023年は香港のほかにSeatrade Cruise Global（3月、アメリカ・マイアミ）、Seatrade Europe（9月、ドイツ・ハンブルグ）が開催されました。今回のSeatrade Asia Pacificは2023年10月24日～26日に香港にて開催、23カ国300名以上が参加しました。

(註2) 詳細は以下の当社プレスリリースをご参照ください。
2023年10月12日付新ブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」と船名「MITSUI OCEAN FUJI」を発表 ～日本発祥のウェルビーイングを実現～ | 商船三井 (mol.co.jp)
2023年3月17日付3万2千トン型クルーズ船購入 ～2024年末、ラグジュアリークルーズ船を追加投入～

商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」、「Human & Community - 人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。