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世界最大級のアンモニア業界団体主催のAmmonia Energy Conference 2023に登壇
~脱炭素に向けたクリーンアンモニアのサプライチェーン構築に関する具体的行動について議論~

2023年11月16日

株式会社商船三井(代表取締役社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、Ammonia Energy Association(註1)が主催し、11月13日から15日にかけて米国アトランタにて開催された第20回 Ammonia Energy Conference 2023(以下「本会議」)に参加しました。

昨年に続き、当社常務執行役員の一田朋聡が、クリーンアンモニアサプライチェーン構築に関するパネルディスカッションに登壇し、商船三井グループ環境ビジョン2.2を紹介するとともに、クリーン代替燃料を導入する側の観点から、LCA(註2)をはじめとする認証制度の必要性やステークホルダー間の協業の重要性について議論しました。

また、当社欧州現地法人 MOL (EUROPE AFRICA) LTD.のDirectorである川中幸一が、アンモニアをクリーン代替燃料として活用するにあたっての技術的課題や規則に関するセッションにファシリテーターとして登壇し、議論をリードしました。

パネルディスカッションに登壇する当社の一田常務執行役員
ファシリテーターを務めるMOL (EUROPE AFRICA) LTD. 川中Director(写真中央)

当社は、商船三井グループ環境ビジョン2.2を策定し、クリーン代替燃料の導入を含めた5つの戦略に沿って環境に配慮した取り組みを進めています。昨年11月に開催された第19回 Ammonia Energy Conference 2022にも参加、登壇しており、本年も本会議への招聘を受けたものです。

当社は、次世代に生きるすべての生命のために、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献していくことで、青い海から豊かな未来をひらきます。

(註1) Ammonia Energy Associationは2004年に設立され、持続可能な社会の実現のために、クリーンエネルギーとしてのアンモニアの利活用促進に向けた活動を行っている世界最大級の団体です。会員企業・団体の業種範囲は、アンモニアの生産から、安全規則、流通、取引、輸送、貯蔵、利用までアンモニアエネルギーのバリューチェーン全体に及びます。2023年9月末時点で計227以上の企業・団体が会員となっており、当社も2021年10月より会員企業として活動を行っています。
公式サイト:https://www.ammoniaenergy.org/members/

(註2) Life Cycle Assessmentの略称。製品・サービスのライフサイクル全体における環境負荷を評価する手法。


<商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。 本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」にあたる取り組みです。