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当社フィリピン人船員への永年勤続表彰式と家族会を開催
~当社安全運航の基盤となる船員と家族に感謝の気持ちを込めて~

2023年11月17日

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)の船員配乗グループ会社“Magsaysay MOL Marine, Inc.”(読み:マグサイサイ・エムオーエル・マリン、本社:フィリピン・マニラ、社長:Teodorico F. De Guzman、以下“MMM”、註1)は、11月10日、マニラにおいて、MMMに在籍するフィリピン人船員の永年勤続表彰式と、翌11日に同じく在籍するフィリピン人船員とその家族を対象とした船員家族会を開催しました。本イベントには、会長の池田をはじめ、当社グループ船舶管理会社等が参加しました。

永年勤続表彰は、15年間にわたって当社船で勤務した船員を対象として敬意を表するものです。式典には受賞者とその家族51名が出席、会長 池田から受賞者に対し、長年にわたる当社運航船での安全運航に対する貢献への感謝を伝えると共に、本年策定した当社グループの経営企画"BLUE ACTION 2035"で目指す姿の実現に向け基盤となる安全運航の重要性を述べ、引き続きの協力を求めるメッセージを贈りました。受賞者からは、「15周年の表彰と祝辞に心より感動しており、会社への帰属意識を強く感じた」との感想が述べられました。

また、船員家族会は、安全運航を支える船員とその家族に対して感謝の意を伝えるものです。フィリピン各地で家族会を開催しておりますが、マニラで開催した家族会は最大規模となり、船員とその家族3,361名が参加しました。会長 池田は、船員とその家族に対する謝辞を述べると共に、日々の生活の中の心身の安定がより安全で生産的な職業活動につながると述べ、当社の安全運航における船員と船員を支える家族の役割の重要性を強調しました。参加した家族からは、「船員の家族として、船員とその家族への一貫したケアとサポートについて感謝している」との感想が述べられました。

当社グループは、今後もフィリピン各地や、その他主要な船員出身国での取り組みを通じ、家族と離れて勤務する各国の当社船員とその家族への多大な貢献に謝意を伝え、人々との共生や地域社会の持続可能な発展を目指すと共に、安全文化の醸成、優秀な船員の確保・育成に努めていきます。

(註1) 在フィリピン・マニラの当社グループ船員配乗会社。当社とフィリピンでのパートナーであるMagsaysay Maritime Corporation(読み:マグサイサイ・マリタイム・コーポレーション)との合弁会社として1997年3月に設立。

永年勤続表彰式の様子
家族会の様子
家族会でスピーチする当社会長 池田

商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value-安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」、「Human & Community-人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。