2023年11月24日
株式会社商船三井(代表取締役社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、11月6日、「MOL小中学生アンバサダー」就任式をオンラインにて執り行いました。
昨年に続き、豊かな海を守ることの大切さや海運業という仕事の魅力などを学び、未来を創る同世代の仲間たちに伝える役割を担ってもらう「MOL小中学生アンバサダー」を募集、選考の結果、本年は小中学生14名が就任しました。
就任状を授与されたアンバサダーからは、「運ぶ人の思いが、荷物を安全に運ぶことにつながっていると感じた。海運の大切さを伝えていきたい。」、「海や船について学び、最新の技術を研究して、21世紀の環境保全に貢献したい。」、「商船三井の環境問題への取り組みや魅力を発信することで、たくさんの人に海運の面白さを伝え、興味を持ってもらいたい。」といった抱負が語られました。
当社執行役員の渡邉達郎(チーフ・エンバイロメント・サステナビリティ・オフィサー)は、「皆さんの海や船に対する思いを聞き、私たちのチームの一員となってくれることが大変うれしい。今後の活動に期待している。」とコメントし、子供たちと共に学びを深める事への喜びと期待を伝えました。
今後、本社でのワークショップや、シミュレーターや実際の船の見学会などを計画し、アンバサダーにはこれらイベントを通じて海および海運業に関わる知識を深めてもらい、職業体験オンラインイベント(註1)などで活躍してもらう予定です。
また、8月23日には、2022年に就任した「MOL小中学生アンバサダー」の9名が参加し「BLUE ACTION MOL with NEXT GENERATION 2100年の未来の船を創造 プレゼンテーション提案会」が開催されました。このプレゼンテーション会は、アンバサダーがこの一年間の学びを活かし、未来の船に関するアイデアを考え、発表するもので、当社からは副社長執行役員の田中利明ら3名が審査員として参加し、アンバサダーによるそれぞれのアイデアや熱意のこもったプレゼンテーションが行われ、次世代の担い手と未来の共創に向けた機会となり盛会に終わりました。
MOL小中学生アンバサダーによる発表の様子
当社は、未来の担い手になる子供たちに、世界を繋ぎ、24時間365日物流を支え続ける海運業という仕事、環境課題の解決を目指すための様々な技術、そして持続可能な未来の実現に向けた当社の取り組みを伝え、青い海から豊かな未来をひらくための活動を続けてまいります。
(註1) 当社では、小中学生向けの職業体験オンラインイベントを2021年より開催しています。これまで5回のイベントを実施しました。
<過去のオンライン職業体験イベントの動画は以下からご覧いただけます>
第一回:~船が支える豊かな暮らし~
第二回:~世界に誇る船の魅力~
第三回:~海を舞台にサステナブルな未来を創る~
第四回:~船で運び、新しい価値が生まれる海運の役割~
第五回:~人と環境に優しい新時代のフェリー~
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community-人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。