2024年11月06日
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)はNPO法人「チームくじら号」(註1)の協力のもと、名古屋市の藤前干潟(註2)において、海洋漂着物調査イベントを11月3日(日)に開催しました。チームくじら号の専門家とともに海洋プラスチックゴミなどの回収と調査を行い、海洋保全についての理解を深めました。
本イベントでは、アカウミガメ回遊経路調査(註3)で協力関係のある名古屋港水族館館長や地元住民の方々、当社が協賛する朝日インテック・ラブリッジ名古屋(註4)の選手たちも加わり、約31名(大人18名、子ども13名)が専門家の指導の下、マイクロプラスチックの回収を行いました。参加者は、回収したマイクロプラスチックゴミの比重実験・顕微鏡観察、専門家の講話から海の環境問題について学び、実験結果とイベントを通しての感想を発表しました。
海洋ゴミについての講義・分析の様子
当社はこれからも、未来を担う世代に海の大切さを伝える活動を続けてまいります。
(註1) 地球温暖化の問題や海の環境問題を学ぶことを目的に、子どもたちと海岸での海ごみ調査活動「うみの環境しらべ隊」などを行うNPO法人。
(註2) 愛知県名古屋市港区と海部郡飛島村にまたがる干潟で、渡り鳥の中継地となっており、「ラムサール条約」湿地に登録されている。
(註3) 2024年7月11日付プレスリリース アカウミガメ回遊経路調査に当社自動車船が海上輸送で協力 | 商船三井 (mol.co.jp)
(註4) 愛知県名古屋市をホームタウンとする、日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ1部)所属のサッカークラブ。ラブリッジ名古屋オフィシャルサイト | WEリーグ昇格を目指して! (loveledge.jp)
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。