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鉄鋼原料船53隻を新造

2008年05月13日

当社は中期経営計画「MOL ADVANCE」における成長戦略の一つとして、海運成長分野への経営資源の重点投入を掲げています。世界経済の発展に伴い、継続的な伸長が今後も見込まれる鉄鋼原料の輸送需要に対応すべく、当社は53隻の鉄鋼原料船を新造整備します。

新造整備の概要

竣工時期:
2008年4月~2014年前半
型別隻数:
300型(30万トン級)4隻
250型(25万トン級)2隻
230型(23万トン級)7隻
200型(20万トン級)1隻
170型(17万トン級)27隻
110型(11万トン級)10隻
80型(8万トン級)2隻
合計53隻

当社の取り組み

世界の鉄鋼需要は今後安定的に成長し、中国をはじめとして世界の粗鋼生産が持続的に成長すると見込まれ、その原料調達への効率的かつ安定的な輸送需要が一層高まると予想されます。
当社は、世界最大級の鉄鋼原料船オペレーターとして、あらゆる顧客のニーズに応じるため多様な船型での大規模な船隊整備を行っています。今回の新造船53隻のうち既に40%は中長期の貨物契約を締結しており、今後更に中長期契約を獲得し、最終的には60%まで高める所存です。

当社の運航隻数は、2008年3月末時点でケープ・パナマックス合わせて125隻です。2013年度末までにケープサイズ約135隻、パナマックスサイズ約25隻の合計約160隻の運航規模へ拡大します。