2009年02月04日
当社はベトナム政府が進めているベトナム・カイメップ地区(*1)のコンテナターミナルプロジェクトに参画することを決定し、2月4日、ベトナム ホーチミン市において、ほか3社の出資会社(Saigon Newport Company、Hanjin Shipping Co., Ltd.、Wan Hai Lines, Ltd.)と共同で、合弁会社設立に関する契約の調印式を行いました。
当社は2011年の開業に向けて、パートナー各社と連携しながら最新鋭でかつ高品質なサービスを提供できる新コンテナターミナルの設立を目指します。
1.合弁会社について
(1)合弁会社名 | Tan Cang Cai Mep International Terminal Company Limited (タン・カン・カイメップ・インターナショナル・ターミナル・カンパニー・リミテッド) |
(2)業務内容 | コンテナターミナルの運営 |
(3)出資者 | 株式会社 商船三井 Saigon Newport Company(ベトナム)(*2) Hanjin Shipping Co., Ltd.(韓国) Wan Hai Lines, Ltd. (台湾) |
2.ターミナルの概要
(1)名称 | Tan Cang Cai Mep International Terminal (タン・カン・カイメップ・インターナショナル・ターミナル) |
(2)所在地 | ベトナム・カイメップ地区 |
(3)面積 | 約40ヘクタール |
(4)水深 | 約14メートル(約7,000TEU型のコンテナ船まで取扱可能) |
(5)開業 | 2011年2月開業予定 |
3. プロジェクト参画の目的と背景
東南アジアの重要拠点となり得るベトナムにおいて、現在のターミナルの混雑状況や今後のコンテナ需要の増大を鑑み、同地区におけるターミナル確保が不可欠であると判断し、プロジェクトへの参画を決定しました。新ターミナルは、ベトナム初の大水深ターミナルとなる予定です。
*1:ホーチミン市から約50㌔南東のバリア・ブンタウ省カイメップ川流域
*2:ベトナム防衛省及び海軍傘下の国営企業。ベトナム最大のコンテナターミナルCat Lai(カト・ライ)ターミナル(ホーチミン港)を運営している。