入社式社長挨拶

2009年04月01日

当社は、4月1日付で29名(海上新卒採用3名、陸上新卒採用26名)の新入社員を迎えました。入社式における社長 芦田昭充の挨拶をご参考に供します。

皆さん、入社おめでとうございます。

世界経済が大変厳しいこの時代に、商船三井に入社された皆さんの人生における選択は正解であると私は信じています。「Every cloud has a silver lining」という言葉があります。全ての雲には銀の内張りがある、すなわち、どんな厚い雲でもその上には太陽が燦燦と輝いているという意味です。私たちは今までに経験したことのない経済危機に直面していますが、必ずや晴れの日が来るものと確信しています。そして、回復した時点では、世界の海運会社のプレーヤーは様変わりしていると思います。

現在当社は、海運部門では運航隻数約900隻の、世界一の会社です。2003年からのマーケットの向上を上手くとらえ、"成長と拡大"で果敢に攻めて財務体質の強い会社を作ってきました。世界一の海運会社であり続けるためには、更に2~3倍の努力が必要です。不況時に入社した社員は将来伸びると言われています。皆さんのファイティング・スピリットに期待しています。皆さんのエネルギーで、当社が今後も世界で輝き続けられるように、力を貸していただきたい。