2009年05月20日
当社は、技術研究所(所在地 東京都大田区西糀谷)の移転を決定し、本日、神奈川県川崎市麻生区の建設予定地において地鎮祭を行いました。地鎮祭には当社専務執行役員・青木陽一、執行役員・横田健二をはじめとする関係役職員が出席し、建設工事の安全を祈願しました。
当社技術研究所は、1982年に現所在地に開設。以来27年間にわたり、船舶の燃料油・潤滑油の分析、燃料油前処理装置の開発、CO2削減に向けた研究開発、冷凍コンテナ等、貯蔵・輸送技術の向上のための研究開発に積極的に取り組んできました。
建物の老朽化、周辺地域の環境変化に伴い、このたび川崎市麻生区栗木の川崎マイコンシティー栗木地区(注1)への移転を決定しました。
新たに建設する技術研究所は、太陽エネルギー利用、自然採光および氷蓄熱(注2)など、環境・省エネ技術を生かした環境配慮型の施設となります。
新施設は、より一層充実した各種研究活動を実施し、船舶運航コスト削減や環境対応に大きく寄与する当社研究開発の核として機能していきます。
【新技術研究所の概要】
所在地: | 神奈川県川崎市麻生区栗木2丁目2番8号 |
床面積: | 1,057m2 |
建物: | 鉄筋コンクリート造および鉄骨造 事務所・分析棟/地上2階 実験棟/地上1階 各1棟 |
竣 工: | 2010年2月(予定) |
(注1):新しい産業基盤と雇用の創出を図るため、将来の発展が期待される産業の研究 開発機関等を集めた創造発信都市として、川崎市が整備した地区。
(注2):電力消費の少ない夜間電力を用いて製氷し、それを解かして冷房などに利用する技術。