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ブラジル~中国/豪州~中国の鉄鉱石輸送
鞍山鋼鉄(中国)と中長期輸送契約

2009年09月09日

当社は9月8日、中国最大級鉄鋼グループの一つ鞍山(あんしゃん)鋼鉄と、鞍山鋼鉄本社にて、豪州鉱石年間160万トンおよびブラジル鉱石年間50万トンの中長期輸送契約の調印式を行いました。

【調印式概要】
調印日: 9月8日
場 所: 鞍山鋼鉄本社(中華人民共和国 遼寧(りょうねい)省鞍山市)
主な出席者:
鞍山鋼鉄集団 張 暁剛(Zhang Xiaogang)董事長(とうじちょう/Chairman)
鞍鋼集団国際経済貿易公司(*)
王 恒(Wang Heng)総経理(そうけいり/President)
当社 社長 芦田 昭充、常務執行役員 永田 健一

*鞍鋼集団国際経済貿易公司
鞍山鋼鉄内部の輸出入業務を一手に引き受けている鞍山鋼鉄集団公司100%子会社。

【契約概要】
貨物: 鉄鉱石
船型: Cape Size Bulker
2009年 9月~ 9航海/年 COA 期間10年間 豪州/中国
2010年1月~ 3航海/年 COA 期間 5年間 ブラジル/中国

【背景と今後の取り組み】
鞍山鋼鉄は2008年年末、輸入鉱石を基本原料とする年産粗鋼500万トンの製鉄所を、鞍山市に近い臨海地区(営口開発新区)に新設しました。
当社は2004年に海外船社としては初めて、鞍山鋼鉄とCOAを締結しました。(3航海/年、期間3年間、ブラジル/中国)新規の臨海製鉄所開設に伴う輸入鉱石増に対応するため、さらに双方の長期的な協力関係を構築するとの共通認識を得て、輸送量を拡大した今回の契約締結・調印に至りました。
当社は今後とも活発な荷動きが期待される鉄鋼原料輸送の様々なニーズに的確に対応し、鞍山鋼鉄をはじめとする国内外の製鉄業への資源輸送に引き続き積極的に取り組んでいきます。