米国ロサンゼルス港コンテナターミナルの長期リース契約を更改

2009年10月16日

当社100％出資子会社のコンテナ・ターミナルオペレーター TraPac, Inc.（トラパック社。本社：カリフォルニア州ロサンゼルス）は、ロサンゼルス市港湾局と同港のコンテナターミナルの長期リース契約更改を行い、昨10月15日にロメイ・パシュクアル ロサンゼルス市副市長参加のもと調印式典を行いました。

新契約によりターミナルの総面積は従来の約1.3倍となり、バース数も増加します。新たな施設として、ターミナル内にオンドック鉄道施設が敷設されるほか、ターミナルへの既存のアクセス道路を立体交差にし、ターミナル周辺の渋滞解消を図ります。また、ゲート施設および管理棟の配置転換により、さらなるオペレーションの効率化を進めます。

さらに、船舶への電力供給設備（陸電設備）を本ターミナルに設置し、停泊中の船舶へ陸上から電力を供給することで、船舶から発生するNOx、SOx、PMなどの環境汚染物質の排出を大幅に抑えます。環境負荷低減のための新技術の導入に今後も積極的に取り組み、トラパック社は環境に一層優しいターミナルオペレーションの実現を目指します。

これらターミナル施設・設備の拡充・整備によって、当社は従来以上に高品質かつ効率のよいオペレーションを提供し、顧客サービスの向上と環境保全に努めます。

【新契約概要】

名称 ： トラパック　ロサンゼルスターミナル
所在地 ： カリフォルニア州 ロサンゼルス港内、ウィルミントン地区
契約期間 ： 30年間

【TraPac, Inc.概要】