2010年11月05日
当社の連結子会社である、株式会社宇徳(以下、「宇徳」という)と国際コンテナターミナル株式会社(以下、「国際コンテナターミナル」という)は、11月5日(金)開催の各社の取締役会において、宇徳を存続会社とする合併に関し、基本合意しました。
概要は以下の通りです。
両社は共に株式会社商船三井(以下、「商船三井」という)の連結子会社ですが、「宇徳」は、1890年創立以来、主に京浜港において自動車専用船や在来船、コンテナターミナル業務を中心とする港湾運送事業を行うとともに、物流事業及びプラント事業を幅広く展開し、これら3事業を中核に広範なサービスを提供してきました。
他方「国際コンテナターミナル」も、日本のコンテナリゼーションの黎明期より京浜港においてコンテナターミナル事業を展開しており、長きに渡りこれら2社はそれぞれの得意分野、事業分野で独自に企業発展に取り組んできました。
しかしながら、昨今足許の不安定な経済状況および経済のグローバル化の一層の進展などから、今後一層経営環境の変化が早くなり、不確実性が高まることが予想されますので、長期的な視点に立った将来の布石として、両社の経営資源を集約し企業基盤を強化することとしました。
この度、港湾運送事業に加え、プラント工事・倉庫・物流等、幅広い事業領域を持つ「宇徳」と、高質なコンテナターミナルオペレーターとして蓄積された実績を持つ「国際コンテナターミナル」が合併することにより、事業の規模、内容共に充実した総合港湾運送事業会社が誕生します。
合併会社は、充実した経営資源と、より広範囲になるサービスメニューを有効活用して積極的な事業展開を行い、港湾運送事業に加え、物流事業とプラント事業についても多方面の顧客に評価されるサービス品質の向上を通じて飛躍、発展させ、企業価値の極大化を目指します。
2011年4月1日(予定)
当事会社1
当事会社2
以上