2010年12月13日
当社は、2011年1月より日本発ヨーロッパ向けサービス"JEX"を改編し、邦船社として初めて、ヨーロッパ航路でのベトナム直接寄港を開始します。
これまでフィーダーによる接続でカバーしてきた同地域ですが、大型船での直接寄港により、成長著しいベトナムからヨーロッパ各港へ、より確実かつ安定的なサービスを提供します。また、今後さらなる活性化が見込まれる、日本および中国各港からベトナムへの荷動きにも対応します。
今回新たに寄港するターミナル"タン・カン・カイメップ インターナショナル ターミナル(TCIT)"は、当社が運営に参画しているターミナルで、ホーチミン市から約50キロ南東のバリア・ブンタウ省カイメップ川流域に位置しています。水深は14mあり、10,000TEU型の大型船の寄港にも対応します。また、ディーゼルエンジンを使用せず、全動力を電力にてまかなう荷役機器を全機装備した、ベトナム初の環境に配慮したターミナルです。
当社は、今後もアジアの主要港とヨーロッパ各港を効率的にカバーし、顧客のさまざまなニーズに対応した高品質のサービスを提供していきます。
ベトナム寄港開始日
"JEX"新ローテーション
神戸(月/火)- 名古屋(水/木)- 清水(木/木)- 東京(金/土)- 香港(火/水)- 塩田(水/木)- カイメップ(土/土)- シンガポール(月/火)- ロッテルダム(土/月)- ハンブルグ(火/水)- ルアーブル(木/土)-タンジール (火/火)- ジェッダ(水/木)- シンガポール(土/日)- 塩田(水/木)- 香港(木/金)- 神戸(月)
*今回の改編に伴い、往航でのタンジール寄港は"SCX"サービスに移ります。
所要日数
投入船
6,350 / 6,700TEU型コンテナ船 計10隻