コンテナ船“MOL COMFORT”海難事故の件（第14報）- 現状報告

6月17日よりインド洋を航行中に船体が中央部で2つの部分に破断し自力航行不能に陥っておりました当社運航のコンテナ船 “MOL　COMFORT（エムオーエル　コンフォート）”の　6月28日午後11時（日本時間。ドバイ時間午後6時）の状況を以下の通りお知らせします。

1．本船

船体前半部は北緯16度22分/東経68度15分付近に位置しております。現場海域の気象海象状況は荒天が続いています。

　　

2．積荷　（第13報から変更ありません）

船体前半部については、多数のコンテナが積載された状態で今のところ安定した姿勢で曳航されております。

3．貨物及び本船の救助　（第13報から変更ありません）

貨物及び船体については救助者と契約を致しました。船体前半部については西北西に曳航を続けております。既報の通り6月27日に船体後半部は沈没いたしましたが、その現場海域に引き続き監視船を留め、油の流出の有無及び浮遊コンテナの状況を監視しております。

4．油の流出　（第13報から変更ありません）

船体前半部での油膜は確認しておりません。船体後半部が沈没した現場付近には多量の油の流出は確認しておりません。