2014年02月19日
商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区)はこのたび、Atlantic Methanol Production Company LLC(Paul Moschell社長、以下「AMPCO社」、*下記ご参照)から、2013年に実施された入札において新造メタノール専用船2隻の長期定期貸船の船社に選定され、契約を締結しました。本船は南日本造船株式会社(社長:池辺隆太郎、本社:大分県臼杵市)にて建造され、AMPCO社向けのメタノール輸送に従事する予定です。
今回の新規長期貸船契約の締結は、当社の安定収益の向上に寄与します。
AMPCO社は西アフリカの赤道ギニアを本拠地とする、世界有数のメタノール製造会社です。
今回契約した新造船は、赤道ギニアを起点に欧州ならびに米国の各港へ配船される予定です。
当社は、世界最大級のメタノール専用船保有船社として、これまでに培ってきた経験、ノウハウを生かし、幅広い顧客のニーズに応えることで、今後拡大するメタノール輸送サービスのさらなる拡充に取り組みます。
*AMPCO社について:
赤道ギニアを本拠地とし、世界有数の規模でのメタノール生産により低製造コストを実現している。2001年よりビオコ島沖で生産される天然ガスから化学用メタノールを製造している。