2014年12月05日
12月5日、株式会社商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)、中部電力株式会社(社長:水野明久、本社:愛知県名古屋市、以下「中部電力」)、三菱商事株式会社(社長:小林健、本社:東京都千代田区)が共同出資するTrans Pacific Shipping 2 Ltd.(*)が発注した新造LNG船の命名式が、三菱重工業株式会社(社長:宮永俊一、本社:東京都港区)長崎造船所で執り行われました。
式典には多数の関係者が出席し、中部電力の水野明久 代表取締役社長により「ESSHU MARU(越州丸)」と命名され、続いて同ご令室により支鋼切断が行われました。
船名は、中部電力のLNG受入基地がある新潟県上越市の地方名「越州」に由来します。
ESSHU MARUは竣工後、商船三井・中部電力・三菱商事の3社による共有船となり、豪州に加えて米国等からのLNG輸送に従事します。
商船三井は、中期経営計画「STEER FOR 2020」で掲げる「変革を通じた確かな成長」の実現に向け、世界最大級のLNG船保有・管理会社としてこれまでに培ってきた経験、ノウハウ、ネットワークを活かし、国内電力・ガス会社をはじめとするお客様に対し付加価値のあるサービスの提供を行っていきます。
*Trans Pacific Shipping 2 Ltd.
中部電力は本船竣工後に出資予定。
中部電力出資後の株主構成は商船三井20%、三菱商事40%、中部電力40%。
2014年5月16日付プレスリリース「中部電力向け新造LNG船の共同保有に合意」ご参照。
【”ESSHU MARU”要目】
(1)全長 | : 288.0m |
(2)全幅 | : 48.94m |
(3)満水喫水 | : 11.55m |
(4)LNGタンク | : モス独立球形ストレッチタンク方式(連続タンクカバー付) |
(5)総トン数 | : 138,000トン |
(6)タンク容量 | : 153,000m3 |
(7)航海速力 | : 19.5ノット |
(8)就航予定 | : 2014年12月 |
(9)建造造船所 | : 三菱重工業 長崎造船所 |
(10)船舶管理会社 | : 商船三井 |