2014年12月24日
新造LNG船イメージ図
商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、東京ガス株式会社(社長:広瀬道明、本社:東京都港区、以下「東京ガス」)の100%出資子会社である東京エルエヌジータンカー株式会社(社長:鳴島正、本社:東京都港区、以下「東京エルエヌジータンカー」)と、新造LNG船1隻の定期貸船契約に関する基本協定書を締結の上、本日、当該LNG船の造船契約をジャパン マリンユナイテッド株式会社(社長:三島愼次郎、本社:東京都港区、以下「JMU」)と締結しました。
本船は2014年2月28日ならびに11月28日に、東京エルエヌジータンカーならびにJMUと契約を締結した新造LNG船に続き、当社が船舶管理を行い、東京ガス向けの主に米国コーブポイントプロジェクトからのLNG輸送に従事する3隻目の新造LNG船となります。
当社は、東京エルエヌジータンカーが保有・管理する14隻のLNG船のうち、本船を含め11隻に関与し、その8隻の船舶管理を受託することとなります。
商船三井は、中期経営計画「STEER FOR 2020」で掲げる「変革を通じた確かな成長」の実現に向け、世界最大級のLNG船保有・管理会社としてこれまでに培ってきた経験、ノウハウ、ネットワークを活かし、今後もお客様のLNG調達ニーズを的確にとらえ、安全且つ高品質のLNG輸送サービスの提供に積極的に取り組んでいきます。
米国コーブポイントプロジェクト トレーディングルート イメージ図
船名 | タンク 容量(m3) |
種別 | 竣工 (予定) |
保有形態 | |
---|---|---|---|---|---|
当社管理受託船 | エルエヌジーヴェスタ | 127,000 | モス型 | 1994.6 | 共有 |
エネルギーフロンティア | 147,000 | モス型 | 2003.9 | - | |
エネルギーアドバンス | 147,000 | モス型 | 2005.3 | - | |
ENERGY PROGRESS | 147,000 | モス型 | 2006.11 | 保有 | |
エネルギーナビゲーター | 147,000 | モス型 | 2008.6 | 共有 | |
JMU 5070番船 | 165,000 | SPB | (2017) | 共有 | |
JMU 5072番船 | 165,000 | SPB | (2017) | 共有 | |
新造船(JMU 5073番船) | 165,000 | SPB | (2018) | 保有 | |
その他共有船 | エルエヌジーフローラ | 127,000 | モス型 | 1993.3 | 共有 |
GDF Suez Neptune | 145,000 | メンブレン型 | 2009.11 | 共有 | |
GDF Suez Cape Ann | 145,000 | メンブレン型 | 2010.6 | 共有 |
【定期貸船契約の概要】
(1)船主 | : 商船三井 |
(2)傭船者 | : 東京エルエヌジータンカー |
(3)傭船期間 | : 2018年頃~(最大20年間) |
【新造LNG船の概要】
(1)全長 | : 約299.9m |
(2)幅 | : 48.9m |
(3)喫水 | : 11.5m |
(4)LNGタンク | : SPBタンク方式 |
(5)貨物タンク容量 | : 165,000m3 |
(6)主機関 | : 三元燃料ディーゼル機関電気推進方式 |
(7)航海速力 | : 19.5ノット |
(8)建造造船所 | : ジャパン マリンユナイテッド株式会社 |
(9)船舶管理会社 | : 商船三井 |
(10)就航予定時期 | : 2018年 |
(11)船名 | : 未定 |