2015年06月11日
株式会社商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)はこのたび、主力事業の一つである自動車輸送サービスにおいて、世界統一ブランド「MOL Auto Carrier Express」 (略称:「MOL ACE」、呼称:エム・オー・エル・エース)を制定しました。本ブランドは7月1日より使用を開始します。
商船三井の自動車輸送サービスは現在、世界約140カ国に営業拠点ならびに代理店ネットワークを構え、グループで自動車船約120隻を運航し、お客様のグローバルな輸送ニーズに対応しています。さらに、自動車、バス、トラックのみならず、建設用・鉱山用の大型建機やトレーラーに積載した大型貨物などの輸送も手掛けています。また、成長著しいアジア地域を中心に、完成車の陸送、沿岸輸送、ターミナル運営などの周辺事業を6カ国で展開するなど、広範にわたりサービスを提供しています。
商船三井は、2012年に世界初の新造ハイブリッド船“EMERALD ACE”を就航し、大幅な環境負荷低減を実現しました。さらに、2015年4月には新デッキ構造を採用した次世代型自動車船「FLEXIE」シリーズを発表しました。商船三井が運航する自動車船は「ACE」を冠した船名で親しまれており、「ACE」という名前には、環境や新技術への「先進性」探求の歴史が刻まれています。今回制定した統一ブランド「MOL ACE」にはこうした伝統とともに、グローバル市場でのさらなる展開を目指す決意を込めています。
商船三井は、自動車輸送サービスにおいて、世界統一ブランド「MOL ACE」の下、“安全”“安心”という品質をベースに、グローバルネットワークを駆使したマーケティングを展開します。そして、今後ますます多様化するお客様のニーズに的確に対応していきます。