トップページ > プレスリリース 2015年 > 大阪ガス・九州電力向けLNG船“LNG SATURN”と命名

大阪ガス・九州電力向けLNG船“LNG SATURN”と命名

2015年12月15日

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)の100%子会社が発注した大阪ガス株式会社(社長:本荘武宏、本社:大阪府大阪市、以下「大阪ガス」)、および九州電力株式会社(社長:瓜生道明、本店:福岡県福岡市、以下「九州電力」)向け新造LNG船の命名式が本日、三菱重工業長崎造船所で執り行われました。

式典には多数の関係者が参加し、大阪ガスの本荘武宏 代表取締役社長により「LNG SATURN(エルエヌジー サターン)」と命名され、続いて同ご令室により支綱切断が行われました。

本船は、大阪ガス、および九州電力が主に豪州イクシスLNGプロジェクトから購入するLNGの輸送に従事する予定であり、本邦電力・ガス会社向けLNG共同輸送を邦船社が単独で100%保有するLNG船が担う、初めての取組みとなります。

商船三井は、中期経営計画「STEER FOR 2020」で掲げる「変革を通じた確かな成長」の実現に向け、世界最大級のLNG船保有・管理会社としてこれまでに培ってきた経験ノウハウ、ネットワークを活かし、国内電力・ガス会社をはじめとするお客様に対し付加価値のあるサービスの提供を行っていきます。

【“LNG SATURN”概要】

(1)全長 : 288.0m
(2)全幅 : 48.94m
(3)満水喫水 : 11.55m
(4)LNGタンク : モス独立球形ストレッチタンク方式
  (連続タンクカバー付)
(5)総トン数 : 138,000トン
(6)タンク容量 : 約153,000m3(*1)
(7)主機関 : 再熱式蒸気タービン
(8)航海速力 : 19.5ノット
(9)建造造船所 : 三菱重工船舶海洋株式会社
  (社長:横田宏、本社:長崎県長崎市)
(10)船舶管理会社 : 商船三井

(*1)LNGタンク総容積155,000m3のうち実際にLNG積載が可能な容量