2016年09月30日
当社は、本日付けでハイブリッド・ローン(以下「本ローン」)による1,000億円の資金調達に関する契約を、以下の通り締結しました。
現在当社はドライバルク船とコンテナ船を中心に実施した構造改革の完遂を含む単年度事業計画に取り組んでいます。成長軌道への早期回復と今後策定する次期中期経営計画に向けた収益基盤の強化、また、安定成長を支える財務基盤の再構築に注力していますが、成長戦略と財務健全性の両立を図ることを目的として、本ローンによる資金調達の実施を決定致しました。
本ローンは、格付機関より一定の資本性が認められることで、株式の希薄化無しに実質的な当社の財務体質の強化に寄与します。
本ローンの概要
(1) | 契約締結日 | : 2016年9月30日 |
(2) | 調達金額 | : 1,000億円 |
(3) | 返済期日 | : 2076年10月7日 但し、借入実行日から5年を経過した場合および貸付人と合意した場合等において本ローンの元本の一部または全部を期限前弁済することが可能(※)。 |
(4) | 資金使途 | : LNG・海洋事業を中心とする船舶設備資金のほか、事業競争力強化に向けた必要資金など当社の収益基盤強化のための成長投資に活用 |
(5) | 特約 | : |
①当社について清算手続、破産手続、会社更生手続・民事再生手続等の開始が決定された場合、または日本以外でこれらに準ずる手続が開始された場合、本ローンの貸付人は、一般債権者が全額の弁済を受けた後に本ローンの弁済を受けることができます。 ②本ローンに関わる契約は、いかなる意味においても、一般債権者に対して不利益を及ぼす内容に変更することは認められておりません。 |
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(6) | 利息に関する制限 | : |
本ローンの利息の支払については、当社の裁量により、または契約に規定する一定の事由が発生した場合に、全部または一部の支払が繰り延べられる支払制限条項を規定しております。 |
(※) 本ローンを期限前弁済する場合には、本ローンと同等以上の資本性を有するものと格付機関から承認を得た手段により資金を調達することを意図しております。