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大型原油タンカー“PHOENIX JAMNAGAR”が竣工

2019年04月24日

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)のグループ会社であるPHOENIX TANKERS PTE. LTD.(社長:石浦 哲郎、本社:シンガポール、以下「フェニックスタンカーズ」)が運航する大型原油タンカー(以下「VLCC」)・ “PHOENIX JAMNAGAR” (以下、「本船」)が4月24日、ジャパンマリンユナイテッド株式会社(社長:千葉光太郎、本社:神奈川県横浜市、以下「JMU」)有明事業所にて竣工しました。

本船は、JMUが豊富な建造実績を誇るマラッカマックス型VLCCの次世代船として開発されたものであり、フェニックスタンカーズとリライアンス・インダストリーズ社(以下「リライアンス社」)(註1)との長期傭船契約の下、主にインドへの原油輸送に従事します。

商船三井グループは、リライアンス社とのさらなる関係の深化・発展を図るとともに、世界最大級のVLCC保有・管理・運航会社としてこれまで築いてきた技術と経験を活かしつつ、「安全」且つ「高品質」な海上輸送サービスの提供を通じて、成長著しいインド向け原油輸送市場への取り組みを一層積極的に進めていきます。

【“PHOENIX JAMNAGAR”概要】

(1)全長  339.50m
(2)全幅 60.00m
(3)満載時喫水 21.085m
(4)総トン数 160,857トン
(5)戴貨重量 311,798トン
(6)航海速力 15.5ノット
(7)主機関 MAN B&W 7G80ME-C9.5
(8)船級 日本海事協会
(9)建造造船所 ジャパン マリンユナイテッド株式会社 有明事業所
(10)船舶管理会社 MOL Tankship Management Asia Pte. Ltd.(本社:シンガポール)

(註1)リライアンス社
エネルギーおよび各種原材料のバリューチェーンを有する他、通信事業等も幅広く手掛けるインド最大の民間企業。2018年度の連結売上高は900億ドル/年(約9兆9649億円)を超え、純利益は57億ドル/年(約6334億円)を誇り、”Fortune Global 500”にも名を連ねています。