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当社運航船2隻が気象庁から表彰される
~ 継続的な海上気象通報による気象業務への貢献 ~

2019年06月17日

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区)が運航する2隻が、海上気象の観測により気象業務の発展に多大な貢献をしてきたことが評価され、海上気象観測通報優良船として国土交通大臣表彰及び気象庁長官表彰を受けました。

【国土交通大臣表彰】(注1)

LNG船 <ENERGY PROGRESS>

【気象庁長官表彰】(注2)

LNG船 <LNG EBISU>

地球の70%を占める広大な海は定点観測地点がなく気象データを収集することが難しいため、航行中の船舶が気象観測データを提供しています。そのデータを基に、日本の気象庁をはじめ世界中の気象機関が天気図などの気象データを作成し、それが再び、航行中の船舶に伝えられ船舶の安全運航に役立てられています。また地球の気象に大きな影響を与える海の気象データは、地球温暖化や気象変動の監視・研究にも活用されています。


表彰状を受領する当社執行役員・遠藤充(右)[気象庁提供]

気象庁は、毎年の気象記念日に、海上気象または海洋観測の通報を励行している者を表彰しており、当該2隻は、多年にわたり海上気象の観測通報を確実に実行し、気象業務の発展に寄与したことが認められ、表彰されました。

6月3日に気象庁講堂(東京都千代田区)で行われた表彰式には、当社執行役員 遠藤充を含む3名が出席し、表彰状を受け取りました。

当社は今後も海上気象の提供に継続して取り組み、社会とともに相乗的・持続的に成長する企業として、海上の安全と地球環境の保全に貢献していきます。

(注1)国土交通大臣表彰:
気象庁長官表彰歴を有し、その後も気象庁長官表彰の基準を満たし、通報数が特に多い船舶が対象。

(注2)気象庁長官表彰:
現在まで5年以上気象観測を継続し、各年100通以上かつ直近2年間で計500通以上を通報した船舶が対象。