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カムチャッカ及びムルマンスクでのLNG積替基地案件に関して商船三井・JBIC・NOVATEKの3社間で覚書を締結

2019年09月27日

2019年9月26日、株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区)、株式会社国際協力銀行(本社:東京都千代田区、「JBIC」)及びPAO NOVATEK(本社:ロシア、以下「NOVATEK」)間で露カムチャッカ及びムルマンスクでのLNG積替基地案件(以下「プロジェクト」)での協調を目的とした覚書を締結しました。

プロジェクトでは、FSU(浮体式LNG貯蔵設備)を建造し、カムチャッカ及びムルマンスクに積み替え基地として設置します。NOVATEKが推進するYamal LNGプロジェクト及びArctic LNG 2プロジェクトで生産され、砕氷LNG船で輸送されるLNGはFSUを介して在来型LNG船に積替えられます。

カムチャッカ及びムルマンスクにてLNGの積替えを行うことで、北極海航路を経由するLNG輸送のコスト低減が期待されます。また、LNG消費国への安定的なLNG輸送に寄与することができます。


LNG輸送とLNG積替基地の全体像