当社フィリピン人船員への永年勤続表彰式と家族会を開催
～船員と家族に感謝の気持ちを込めて～

2019年11月28日

株式会社商船三井（社長：池田潤一郎、本社：東京都港区、以下「商船三井」）の船員配乗グループ会社“Magsaysay MOL Marine, Inc.”（註1）（本社：フィリピン・マニラ、社長：Rene G. Juntado、以下“MMM”）は、11月15日、マニラに於いて、MMMに在籍するフィリピン人船員の永年勤続表彰式を、翌16日に、同じく在籍するフィリピン人船員とその家族を対象とした船員家族会を開催しました。当社からは、社長 池田 潤一郎と常務 加藤 雅徳をはじめ、商船三井グループ船舶管理会社幹部等が出席しました。

永年勤続表彰は、15年間に亘って当社船で勤務した船員を対象として表彰を行うもので、式典には受賞者とその家族約80名が出席しました。社長 池田 潤一郎から受賞者に対し、15年間に亘る当社運航船での安全運航に対する貢献への感謝を伝えると共に、これまでに培った知見を活かし、将来の安全運航を支える後進の育成にも注力してほしいとのメッセージを伝えました。
受賞者からは、「商船三井グループはいつも、私たちが本当の家族であるように振る舞ってくれている。今後、自身の人生で困難に直面しても、商船三井グループの一員として必ず克服していきたいと思う。」との決意が述べられました。

また、船員家族会はマニラ市内のシネマコンプレックス（複合映画館）で開催され、船員とその家族約2,600名が参加しました。社長 池田 潤一郎は、船員とその家族に対する謝辞を述べると共に、フィリピン人船員が今後ますますその重要性を高めていくであろう将来像を説明し、今後もさらに安全運航とそれに対する支援を頂きたい旨、会場を埋め尽くす参加者に語りました。
参加した家族からは、「私たちに、より明るい将来を与えてくれるOne MOLファミリーの一員でいられる幸せを感じている。」との感想が述べられました。

商船三井グループは、今後もフィリピン各地や、その他主要な船員出身国でのこうした取り組みを通じて、家族と離れて勤務する各国の商船三井船員の多大な貢献に謝意を伝えつつ、引き続き働きがいのある職場環境の整備に努めていきます。

(註1) Magsaysay MOL Marine, Inc.
在フィリピン・マニラの商船三井グループ船員配乗会社。商船三井とフィリピンでのパートナーであるMagsaysay Maritime Corporation社との合弁会社として1997年3月に設立。

(註2) Bears of Joy
船員家族会を実施した複合映画館が取り組む、恵まれない子供たちを支援するプロジェクトのマスコット。ペアで販売され、1つは購入者に、もう1つは恵まれない子供にプレゼントされるというもの。この社会貢献活動を支援するため、船員とその家族を含む参加者、及びMMM社員らが500ペアのBears of Joyを購入しました。