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四国電力向け石炭専用船 “TACHIBANA Ⅱ(たちばな Ⅱ)”が橘湾に初入港

2020年05月18日

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「当社」)が今治造船株式会社 (社長:檜垣幸人、本社:愛媛県今治市、以下「今治造船」)丸亀事業本部にて建造し同本部西多度津事業部より本年3月31日に竣工した石炭専用船“TACHIBANA Ⅱ(たちばな Ⅱ、以下「本船」)”は、竣工後の初航海として、豪州ニューキャッスル港にて石炭を積載し、このたび連続航海傭船契約先の四国電力株式会社(社長:長井啓介、本社:香川県高松市、以下「四国電力」)橘湾発電所に初入港致しました。

本船は、2000年の竣工以来約20年にわたり四国電力向けの石炭輸送に従事した”TACHIBANA(たちばな)”の後継船として、引き続き同社向け石炭輸送の中軸を担って参ります。

本船型は当社と今治造船が共同開発し、ホールドダブルハル構造を採用、バラストタンク兼用ホールドを不要にした設計としており、安全性および信頼性をより高めて、最新の環境保全・安全仕様を実現しております。また、主な揚地である四国電力橘湾発電所への輸送量や揚げ荷役効率を最適化するべく専用設計された、先進的で画期的な最新鋭船です。

当社は、今後とも、資源・エネルギーの安定・安全輸送に積極的に取り組んで参ります。

【“TACHIBANA Ⅱ(たちばな Ⅱ)”概要】
全長:274.95m
全幅:47.00m
型深:22.50m
載貨重量:142,883トン