2020年11月26日
株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)の船員配乗グループ会社"マグサイサイMOLマリン"(註1)(本社:フィリピン・マニラ、社長:Rene G. Juntado、以下"MMM")は、11月7日、MMMに在籍するフィリピン人船員とその家族を対象とした船員家族会をオンライン上で開催しました。
家族会は例年、MMMの船員とその家族が一堂に会し、常日頃の船員業務に対する協力と理解への感謝を示すためにマニラで開催されていました。
今年は、新型コロナウイルスの影響により対面での実施は叶いませんでしたが、このような状況下においてもどうにか感謝の意を示す場を設けたいとオンライン上での開催を決めました。
イベント内では事前に参加者から募ったダンス動画を参加者で視聴し、オンラインならではの趣向を凝らした催し物が楽しまれました。
11月7日には、15年間に亘って当社船で勤務した船員を対象として永年勤続表彰も行いました。
当社からは、社長の池田 潤一郎がビデオメッセージで、当社におけるMMM船員の重要性を強調すると共に、船員並びにその家族に対し、感謝の意を述べました。また、安全運航本部長である常務執行役員の加藤 雅徳は、永年勤続表彰の対象者に対し、長きに亘る当社船の安全運航に対する貢献への感謝を述べるとともに、全船員に対して"One MOL"のスローガンのもと、新型コロナウイルスにおける更なる結束力の強化を目指してほしいとのメッセージを伝えました。
多くの船員とその家族がこのイベントを視聴し、これまでに1.5万回以上の再生数を記録しており、同時に、出席者からは新型コロナウイルスが広まっている状況の中で、このようなイベントが実施されたことに感謝するコメントが多く寄せられています。
商船三井グループは、今後もフィリピンをはじめ、主要な船員出身国でのこうした取り組みを通じて、家族と離れて勤務する商船三井船員の多大な貢献に謝意を伝えつつ、引き続き働きがいのある職場環境の整備に努めていきます。
(註1) 在フィリピン・マニラの商船三井グループ船員配乗会社。商船三井とフィリピンでのパートナーであるマグサイサイ・マリタイム・コーポレーションとの合弁会社として1997年3月に設立。