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当社運航船2隻が継続的な気象データ提供により気象庁から表彰

2021年06月15日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)が運航する2隻が、継続的な海上気象データの提供により気象データ作成などの気象業務の発展に多大な貢献をしてきたことが評価され、海上気象観測通報優良船として気象庁長官表彰(註1)を受けました。

【気象庁長官表彰 対象船】

LNG船「エネルギーアドバンス」
全長:289.53m
船籍:日本
原油タンカー「KASHIMASAN」
全長:333.00m
船籍:日本

地球の70%を占める広大な海は気象データを収集することが難しいため、航行中の船舶が気象観測データを提供しています。そのデータを基に、日本の気象庁をはじめ世界中の気象機関が天気図などの気象データを作成し、それが再び、航行中の船舶に伝えられ船舶の安全運航に役立てられています。また地球の気象に大きな影響を与える海の気象データは、地球温暖化や気象変動の監視・研究にも活用されています。

気象庁は、毎年6月1日の気象記念日に、海上気象または海洋観測の通報を励行している者を表彰しており、当該2隻は、多年にわたり海上気象の観測通報を確実に実行し、気象業務の発展に寄与したことが認められ、感謝状が贈呈されました。

受領した盾および感謝状

当社は今後も海上気象の提供に継続して取り組み、社会とともに相乗的・持続的に成長する企業として、海上の安全と地球環境の保全に貢献していきます。

(註1) 気象庁長官表彰:
現在まで5年以上気象観測を継続し、各年100通以上かつ直近2年間で計500通以上を通報した船舶が対象。