MOLロジスティクス・タンクコンテナ株式会社を設立し、日本コンセプト株式会社との業務提携を深化

2021年06月23日

株式会社商船三井（社長：橋本剛、本社：東京都港区、以下「当社」）は、日本コンセプト株式会社（社長：松元孝義、本社：東京都千代田区、以下「日本コンセプト」）との業務提携を深化させるため、当社・日本コンセプト及び商船三井ロジスティクス株式会社（社長：東郷修平、本社：東京都千代田区、以下「MLG」）の3社共同でMOLロジスティクス・タンクコンテナ株式会社（以下「MLGTC」）を2021年6月に設立し、同社を日本コンセプトの海外代理店業務の統括会社として、アジア域を手始めとしてグローバルに、タンクコンテナ輸送事業に関する業務提携の拡大・深度化を図っていくことを決定しました。

日本コンセプトはタンクコンテナを用いた国際物流事業会社（註1）で、当社と2018年に資本業務提携契約（註2）を締結しています。当社は日本コンセプトの発行済株式の15％を取得するとともに、両社が持つ海外拠点及び営業ネットワークの共有やサービスの相互利用などの業務提携を進めてきました。商船三井グループにおけるロジスティクス事業の中核を担うMLGでは、メキシコ、ミャンマー、およびベトナムにおいて日本コンセプトの海外代理店業務の引き受けをしています。今回、MLGTCの設立により、業務提携のエリアを広げるとともに、タンクコンテナでの貨物輸送に関する営業面・オペレーション面での協業を更に加速させていきます。具体的には、MLGが、タイを皮切りに、化学品需要の成長著しい中国・インド等アジア主要国で順次、日本コンセプトの代理店引き受けを拡大します。また、日本コンセプトが提供している「 液体貨物や各種ガスのDoor to Doorの国際複合一貫輸送サービス」のノウハウ・実績に、当社・MLGのネットワーク力を生かし、相乗効果の極大化を図ります。将来的には、業務提携のエリアを広げ、当社・MLG・日本コンセプトが一体となって、安全で高品質な化学品輸送サービスをグローバルに提供します。

(註1) 日本コンセプトのタンクコンテナ輸送事業は、地球環境への影響が少なく反復利用できる「ISOタンクコンテナ」を使用し、海洋への有害化学物質の流出削減、フロンガスの回収・無害化等、地球の環境破壊を防ぎながら、サステナブルな社会の維持発展に貢献することができます。詳細は日本コンセプトホームページ「ニチコンのSDGｓ」を参照ください。
会社概要 | 日本コンセプト株式会社 | 日本コンセプト株式会社 | 液体・ガス 国際物流のニチコン (n-concept.co.jp)

(註2) 詳細は2018年2月13日付プレスリリースを参照ください。
株式会社商船三井と日本コンセプト株式会社との資本業務提携に関するお知らせ | 商船三井 (mol.co.jp)

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