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商船三井が支援してきたオマーンの海事産業に、初のオマーン人船長が誕生

2021年08月18日


(商船三井とOSC社の共同出資会社が保有するLNG船 “SALALAH LNG”)

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)とオマーン国営海運会社Asyad Shipping ( 国営海運会社Oman Shipping Company、以下「OSC」の新ブランド名、社長:Ibrahim Al Nadhairi、本社:オマーン国)の共同出資会社が保有するLNG船において、商船三井が海事産業の発展を支援するオマーン国で初めてのオマーン人船長が誕生しました。

商船三井は、2003年のOSC設立後、オマーン国政府と「海運業の育成支援に関する包括的業務提携契約」を締結し、OSCの新造船調達から、竣工後の運航管理まで一貫した支援を行い、オマーン国の海事産業振興に貢献してきました。

2005年にOSCが保有・運航する船舶の管理を行う船舶管理会社Oman Ship Management Company(OSMC)が設立されてからは、商船三井はOSMCに対して、技術職員派遣を現在に至るまで継続し、乗組員を含むオマーン国海運業各方面に必要な人材の育成をOSCおよびOSMCと協力しながら進めてきました。

海事産業の発展において船員育成は重要な課題であり、これまで商船三井が培った船員育成支援ノウハウも提供しつつ、商船三井は今後もOSCおよびOSMCと協力し、オマーン国海事産業のさらなる発展に貢献し、優秀な船員および人材の育成に注力していきます。