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商船三井と東洋建設が洋上風力発電関連作業船の協業検討に関する覚書を締結

2022年02月21日


株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)と東洋建設株式会社(社長:武澤恭司、本社:東京都千代田区、以下「東洋建設」)は、このたび洋上風力発電関連作業船の協業検討に関する覚書を締結し、国内外の洋上風力発電事業に関連する海上工事向け船舶の事業化に向けて協議を開始しました。

今後、洋上風力に関する各種作業船の国内外における需要に基づいて、洋上風力発電事業に必要となる作業船の事業機会の獲得を目指します。

商船三井が長年積み重ねてきた船舶の建造、保有、運航における豊富な実績、東洋建設の海洋工事の豊富な知見と洋上風力の技術開発を組み合わせることで、国内外の洋上風力発電事業における作業船需要に応え、今後、再生可能エネルギーの切り札として期待される洋上風力発電事業のバリューチェーンに広く貢献していきます。

東洋建設の設立(当時は阪神築港株式会社)にあたっては、商船三井の源流のひとつである山下汽船株式会社社長の山下亀三郎氏の構想によるところが大きく、同社が筆頭株主となり、同氏は初代社長に就任しています。両社の長い歴史で築いた関係をいかし、今後、洋上風力発電事業を通じて一層強固なパートナーシップを築いてまいります。

以上


商船三井について
商船三井は1884年設立で、約800隻の船隊を運航する外航海運業を中心に、様々な社会インフラ事業を展開しています。海運業界では一早く2050年までにネットゼロ・エミッション達成を掲げ、風力事業を始めとしたGHG排出削減にグループを挙げて取り組んでいます。詳細は www.mol.co.jp をご覧ください。

東洋建設について
東洋建設は1929年の設立以来、作業船を使用した多くの海上工事の実績を国内外で有する国内トップクラスのマリンコントラクターです。また、洋上風力を経営上の成長ドライバーに掲げ、着床・浮体式の技術開発や設備投資に注力しています。詳細はhttps://www.toyo-const.co.jp/をご覧ください。

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