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QatarEnergy向け新造LNG船4隻の長期定期貸船契約を締結

2022年04月14日

株式会社商船三井(代表取締役社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、当社子会社(註1)を通じて、カタールの国営エネルギー会社QatarEnergy(読み:カタールエナジー)と新造LNG船(以下、「本船」)4隻の長期定期貸船契約を4月10日に締結しました(以下、「本契約」)。本船は、中国の滬東中華造船(集団)有限公司(Hudong-Zhonghua Shipbuilding (Group) Co.,Ltd.、以下「Hudong社」)にて建造され、2024年より2025年にかけて順次竣工予定です。

本契約は、これまでに培ってきた当社のLNG船事業の実績、貨物の安全輸送と船舶の安全運航に加えて、当社の中国での豊富なLNG船建造実績が高く評価され、締結に至ったものです。また、当社とQatarEnergyの関係は1990年代に開始した「カタールガスI」プロジェクトに始まり、当社は当社関連会社を通じ、QatarEnergy関係会社向けに複数の長期定期貸船契約を締結しており、本契約はそれに続くものです。

カタールは同国ノースフィールドガス田の生産量拡張事業に取り組んでおり、同事業により、同国のLNG輸出量は2027年には年間126百万トンに拡大することが見込まれています。当社は、同国LNG輸送事業に関与することで、輸入国への安定的なLNG供給、環境負荷が低い次世代エネルギー輸送ビジネスに積極的に取り組みます。

当社は、「商船三井グループ 環境ビジョン 2.1」(註2)に則り環境課題に向き合い、今後もグループ一丸となって持続可能なGHGネットゼロ・エミッションの実現に取り組み、低・脱炭素化社会の実現に貢献していきます。

(註1) 当社100%出資子会社。中国の船会社の参画を協議中。

(註2) 商船三井グループ環境ビジョン 2.1
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