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TotalEnergies向け新造LNG船の定期用船契約を締結

2022年10月20日

株式会社商船三井(代表取締役社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、当社100%出資子会社を通じて、TotalEnergiesの子会社であるTotalEnergies Gas & Power Limitedと新造LNG船(以下、「本船」)1隻の定期用船契約を9月26日に締結しました。

本船は、大宇造船海洋株式会社(本社:韓国、以下「DSME」)にて建造され、2025年に竣工予定です。本船は燃料消費効率を改善した最新型のMAN Energy Solutions社製エンジン(ME-GA)を搭載しており、従来のLNG船と比べ環境に配慮した仕様を採用しています。

TotalEnergiesとは、これまで舶用油の取引やLNG燃料供給船の長期用船契約締結(註1)など、多方面で良好な関係を築いてきました。今回の用船契約締結を通じて、より強固なパートナーシップを構築していきます。

当社は「商船三井グループ 環境ビジョン 2.1」に則り環境課題に向き合い、今後もグループ一丸となって持続可能なGHGネットゼロ・エミッションの実現に取り組み、低・脱炭素化社会の実現に貢献していきます。

(註1)詳細は以下プレスリリースをご参照ください。
2018年2月6日付「トタルと商船三井が先駆者的なLNG燃料供給船の長期傭船契約を締結

<本船概要>

主要寸法 全長294m、船幅46m
船型 174,000m3メンブレン型
搭載主機 ME-GA
造船所 DSME
竣工予定 2025年以降

<TotalEnergies会社概要>
石油やバイオ燃料、天然ガス、グリーンガス、再生可能エネルギーおよび電力を製造・供給する多国籍のエネルギー企業です。安価で環境に優しいエネルギーを多くの人々へ届けるべく、TotalEnergies では10万人以上の従業員がエネルギー事業に従事しています。130以上の国々において、TotalEnergiesは人々の豊かな生活に貢献するべく、持続可能な開発を掲げてプロジェクトに取り組んでいます。

【商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」および「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。