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南アフリカ向け移動図書館車の海上輸送に協力
~学校図書の普及に貢献~

2022年12月23日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、NPO法人「SAPESI-Japan 南アフリカ初等教育支援の会」(*)が教育支援のために南アフリカ共和国(以下「南アフリカ」)に贈る移動図書館車の海上輸送に協力しました。

当社は本活動には2009年から協力しており、今般9度目の輸送を行いました。これまでに51台を輸送し、今回は2つの自治体から寄贈された2台の輸送に協力しました。2台は10月31日に横浜港で当社自動車船「PRIMROSE ACE(プリムローズ エース)」に積み込まれ、11月25日に南アフリカのダーバン港に到着しました。

輸送に先立ち、10月13日には、南アフリカNaledi Pandor国際関係・協力大臣および駐日南アフリカLulama Smuts Ngonyama特命全権大使のご臨席のもと、上記2台の移動図書館車の出港記念式典が駐日南アフリカ大使公邸で開催され、Naledi Pandor大臣より当社へ感謝状が贈られました。

これまで日本の地方自治体で活躍した移動図書館車が、第2の活躍の場として南アフリカに点在する図書室のない小中学校を巡回し、教育活動に貢献します。

<南アフリカ ハウテン州教育庁プレトリア教育図書館へ引き渡された移動図書館車>

当社グループは、地域社会の持続可能な発展を目指し、本プロジェクトを始めとした企業市民活動に真摯に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献します。

(*) 南アフリカのNPO法人Sapesiおよび同国基礎教育省と連携し、日本各地で不要となった中古移動図書館車を集め、初等教育のレベル向上を目指し同国に寄贈する活動に取り組むNPO。2006年、NPO法人として設立。移動図書館車の寄贈活動を展開し、学校図書普及活動の発展を目指しています。

【商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。