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商船三井とコスモ石油がCCSバリューチェーン構築に向けた海上輸送等の調査・検討に関する覚書を締結

2023年10月27日

株式会社商船三井
コスモ石油株式会社
コスモエネルギーホールディングス株式会社

株式会社商船三井(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 剛、以下「商船三井」)と、コスモ石油株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 康公、以下「コスモ石油」)は、本日、Carbon dioxide Capture and Storage* (以下「CCS」)バリューチェーン構築に向けた海上輸送等の調査・検討に関する覚書(以下「当覚書」)を締結しました。

CCSは低・脱炭素社会を実現する有効な手段の一つとして期待されています。商船三井はコスモ石油と、コスモ石油が運営する製油所(以下「排出源」)から排出されるCO2を対象に「分離・回収、輸送、圧入・貯留からなるCCSバリューチェーン」の構築で協業し、以下の調査・検討を実施します。

  • (1) 排出源から日本国内外の貯留候補地までの距離、および想定される輸送数量等に適した液化CO2船の仕様概要
  • (2) (1)の検討結果を踏まえた海上輸送コストの概算
  • (3) CCSおよび、CO2の分離・回収、海上輸送、再利用プロジェクトでの更なる協働の可能性

商船三井とコスモ石油は、当覚書を通じてCCSバリューチェーンへの取り組みを加速し、低・脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

* CCS:排ガスからCO2を分離回収し、地中等に貯留する技術


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