トップページ > プレスリリース 2024年 > 入社式社長挨拶 ~ 新時代への船出と人財への期待 ~

入社式社長挨拶
~ 新時代への船出と人財への期待 ~

2024年04月02日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、4月1日付で、91名の新入社員(海上新卒採用 13名、陸上新卒採用 43名、陸上キャリア採用 35名)を迎えました。4月1日に実施した入社式における社長 橋本剛の挨拶を以下の通りお知らせします。

入社式で挨拶する社長 橋本
入社式の様子

皆さん 入社おめでとうございます。
ここ数年来、世界はCOVID-19パンデミック、ウクライナへのロシアの侵攻、イスラエルとパレスチナの武力紛争など、多くの困難に直面しています。これらの出来事は世界経済に大きな混乱をもたらしましたが、それに伴う新たな海運需要の創出という意味では、当社のような市況産業の海運業にとっては必ずしも悪いことばかりではありませんでした。従来では起こりえなかった形で物流が動き出した結果もあり、業績的には堅調な状態で進み続けることができています。
伝統的な海運業では市況の影響により、好不況は必ず訪れます。その中で、市況の波にさらされない不動産事業、海洋事業、長期契約に支えられたLNG船事業といったビジネスセクターも同時に育てることで、市況の変動に大きく左右されず安定収益を上げることができるポートフォリオへの変革を進めています。
また、昨年度より始動したグループ経営計画「BLUE ACTION 2035」は順調な滑り出しを切りました。第2年度となる今年度以降も勢いを加速して取り進めていきます。
今後も東南アジア、中東、アフリカ、南米を含む世界各国での事業展開を行い、新たなビジネス基盤を築いていく予定です。その過程で最も重要な要素は人財です。
皆さんには、それぞれが自ら持っているポテンシャルを目一杯発展させ、当社グループの事業をともに成功に導いていくことで、会社と個人の間で互いに利益となる関係を築いていってほしいと思います。
引き続き、志を同じくする方々と共に当社グループが日本国内だけでなく世界の優良企業グループと言われるようなところまで会社のステージを上げていきたいと考えています。これからの皆さんの活躍を願っています。