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デルフト工科大学の学生を招待
~安全運航支援体制や環境課題への取り組みを紹介~

2023年08月09日

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は7月26日(水)、デルフト工科大学(オランダ)の学生(註1)26名を本社ビルに招待しました。

学生たちは、輸送関連産業などについて学ぶ研修の一環として来日しており、当日は外航海運業の概要や当社の事業展開についての説明に続き、「商船三井グループ環境ビジョン 2.2」(註2)で表明している当社の環境課題解決への取り組みを紹介しました。

プレゼンテーション後はビル内に設置された安全運航支援センター(Safety Operation Supporting Center、SOSC)を見学し、24時間365日体制で稼働する当社独自の運航支援体制について説明の時間を設けました。参加した学生はセンターが設置された背景や「船長を孤独にしない」を合言葉に船長経験者が常駐する体制、そして大画面に映し出される当社運航船のリアルタイムな動静や様々な情報を真剣な表情で見て回り、熱心に質問をするなど有意義な時間を持ちました。

当社は、世界中の未来ある世代に海運業の役割や重要性への理解を深めてもらうことを目指し、また世界最大規模の船隊を運航する会社の責任として、安全運航と環境課題への取り組みを伝える活動を続けていきます。

安全運航支援センター(SOSC)を見学中の参加者
参加したDispuut Verkeer(註3)の学生と講師を務めた当社社員

(註1) デルフト工科大学(Delft University of Technology)はオランダ・デルフトに本部を置き1842年創立の同国最古の工科大学であり、多くの高等機関において高い評価を得ているヨーロッパ屈指の名門校。

(註2) 2023年4月21日付プレスリリース「「商船三井グループ環境ビジョン2.2」を策定~ネットゼロへの確かな歩み~」参照。

(註3) 今回の参加学生は、交通関連のStudy Tour Committee 2023 - Dispuut Verkeerのメンバー。Dispuut Verkeerは同大学土木地球工学部(Civil Engineering and Geosciences; CEG)の修士プログラムにおいてTransport &Planning(T&P)やTransport, Infrastructure and Logistics (TIL)を研究する組織として毎年欧州圏外の様々な地域で活動している。


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment 海洋・地球環境の保全」及び「Human & Community 人の活躍と地域社会の発展」にあたる取り組みです。