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ドバイに「中東総支配人室」を開設

2006年04月03日

当社は、本社直轄の組織として、UAEのドバイに「中東総支配人室」を開設しました。

背景と目的

中東諸国では、豊富な石油・ガス等のエネルギー資源を背景に、多数のプロジェクトが進行中です。また、製品輸送(コンテナ・完成車)の輸出入市場も急速に拡大しています。とりわけ、中東湾岸域内市場の統合、湾岸域内外諸国間のFTA締結等による経済成長の加速や、インド、中国等へのエネルギー資源輸送ビジネスのさらなる拡大が期待されます。

上記背景のもと、当社はドバイに中東総支配人室を開設しました。海上輸送における顧客ニーズに、より迅速に対応できる基盤体制整備を推進し、中東諸国の各関係先との関係強化を図ることを目的とします。

当社は、本年2月に「中東ビジネス委員会」(経営会議直属・関係役員9名で構成)を設置しました。中東総支配人室は、東京本社直轄の組織として、中東ビジネス委員会とも連携し、下記の中東地域23カ国を管轄します。

概要

1) 開設場所 ドバイ(UAE)
2) 開設時期 2006年4月1日
3) 要員

総支配人、総支配人代理を含め6名

  • 総支配人(1名)は、2006年6月末人事発令にて派遣する
  • 総支配人代理(3名)は、ドバイ、ドーハ、マスカットに

駐在する社員に、2006年4月1日付けで兼務辞令を発令

4) 管轄国 以下の23カ国
アフガニスタン、UAE、アルジェリア、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、エジプト、オマーン、カタール、クウエート、サウジアラビア、シリア、スーダン、チュニジア、トルコ、バーレーン、パレスチナ、モーリタニア、モロッコ、ヨルダン、リビア、レバノン
5) 業務内容

当社グループは、中期経営計画 MOL STEPにおいて「世界の伸張著しいマーケットにおける商権の拡大」を成長戦略の一つとしています。この方針の下、以下の輸送ビジネスのさらなる拡大を目指します。

*ガス・原油・石油化学製品等のエネルギー資源輸送

*コンテナ及び完成車等の製品輸送

*大型プロジェクト貨物輸送