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商船三井・シノトランス社合弁会社 新造ダブルハルVLCCを保有

2006年07月19日

本年7月5日、当社とシノトランス社は、折半出資合弁会社であるM.S.Tanker Shipping Limited(海安油運有限公司、以下「MS社」)が、新造ダブルハルVLCC(マラッカマックスタイプ)を保有することに合意しました。

MS社が保有する新造ダブルハルVLCC概要

載貨重量 :310,000 トン型
全長 :333.0 メートル
全幅 :60.0 メートル
造船所 :三井造船 千葉
竣工時期 :2008年3~5月(予定)

背景と今後の取り組み

当社は2004年4月、大幅な成長が見込まれる中国向け原油輸送市場への参入を目的に、中国大手海運会社であるシノトランスと共にMS社を設立しました。現在、MS社はシングルハルVLCC1隻を保有する一方、当社からシングルハルVLCC1隻を定期傭船し、両船ともに主として中国向け原油輸送に投入しています。2010年以降の国際ルールによるシングルハルタンカー使用規制を見据え、ダブルハルVLCCの保有が必須であるとの判断から今回の合意に至りました。

今回の合意によりMS社の運航フリートは、シングルハルVLCC2隻、ダブルハルVLCC1隻の計3隻体制となり、当社はMS社の営業活動を通じて拡大する中国向け原油輸送市場への取り組みを一層積極的に進めていきます。