2006年08月17日
遭難船乗組員の人命救助作業中、接触事故により船体に破孔が生じた、当社保有の原油タンカー“【BRIGHT ARTEMIS”(ブライト アルテミス)は、修理のためペナン沖に向けて航行しています。事故当日の14日、事故現場(スリランカ/スマトラ島間の公海上)で船体損傷部から最大4,500トンと推定される量の原油が流出しましたが、その後の流出は起きていません。
昨16日付リリース(No.2)にて、チャーター機で油防除対策専門家を派遣し原油流出状況を調査したところ、ところどころに数メートル四方程度の油膜がみられるものの、広範囲の油膜は認められなかったこと報告しました。本日、視察時の写真を入手しましたので、添付してご報告します。
当社は今後も継続して現場の状況を監視する所存です。
(註)チャーター機はシンガポールを日本時間16日午前7時10分に出発し、現場海域を含む北緯06度30分、東経90度00分から、北緯05度40分、東経88度50分にかけての海域上空を12時から14時まで約2時間かけ高度約50メートルでジグザグに飛行し、観察しました。