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アジア・南アフリカ・南米東岸サービス改編
及び アジア・南アフリカ新航路開設

2007年01月26日

1.アジア・南アフリカ・南米東岸サービス(CSW)改編
当社は、CSW航路の往航にて、南アフリカ・ダーバン港及び南米東岸にウィークリー配船をしていますが、4月からダーバン寄港を休止し、アジアから南米東岸向けの直行サービスに改編します。混雑により滞船が恒常化しているダーバン港をサービスから外すことで、より安定したスケジュールと最速のトランジットタイムを提供します。同時に、アジア出し南米東岸向けのスペースを拡充し、マーケットの旺盛な需要に対応します。
尚、この航路は Pacific International Lines社(PIL:本社シンガポール)と共同で運航しています。

【新CSW航路 寄港地】
神戸 - 横浜 - 名古屋 - Pusan - Shanghai - Yantian - Hong Kong - Singapore - Santos - Buenos Aires - Montevideo(モンテビデオ) - Sao Francisco do Sul(サンフランシスコドスル) - Paranagua(パラナグア) - Santos - Rio de Janeiro - Cape Town -Port Elizabeth - Singapore - Hong Kong - 神戸

2.アジア・南アフリカ新航路(ZAX)開設
CSW航路におけるダーバン寄港休止に伴い、4月からシンガポール-ダーバン間のシャトルサービス( South African Express = ZAX )を開始します。1600 - 1700 TEU 型4隻による当社単独のウィークリーサービスです。
同サービスの特徴は、伸張著しいダーバン向けマーケットでのスペースを拡充したうえ、配船 スケジュールに大幅な余裕を設け、同港における滞船にも十分対応できる体制を整えた点です。
日本をはじめとするアジア諸港からのダーバン向け貨物は、当社の充実したサービスネットワークと組み合わせることにより、現行と同様の品質のサービスを提供します。
また本サービスの開始により、ダーバン出しアジア向け輸送についても、現行の西アフリカ航路 (WA1)からこのZAX航路に切り替えることにより、10日間隔サービスからウィークリーサービスへと、頻度を大幅に改善します。

今回の一連の改編により、南アフリカ及び南米東岸のマーケットにおいて質量ともにサービスの増強を行いますが、今後西アフリカ向けサービスも、同様に強化する予定です。