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鉄鋼原料船44隻を新造

2007年04月04日

当社は、この4月からスタートした新中期経営計画「MOL ADVANCE」における成長戦略の一つとして、海運成長分野への経営資源の重点投入を掲げています。その一環として、当社は44隻の鉄鋼原料船を新造整備します。今後も世界経済の発展に伴い継続的に伸長する見通しである鉄鋼原料の荷動きを把握し、多様なニーズに対応します。

【新造整備の概要】
竣工時期 2007年4月~2012年前半
型別隻数 300型(30万トン) 5隻
230型(23万トン) 6隻
200型(20万トン) 6隻
170型(17万トン) 15隻
110型(11万トン) 8隻
80型( 8万トン) 4隻
合計 44隻

【当社の取り組み】
世界の鉄鋼業界では、主要鉄鋼メーカーのグローバルな再編・統合が進み、粗鋼生産は中国を中心として今後も拡大が見込まれます。その原料調達については、長期でかつ安定的な輸送ニーズがますます高まると予想されます。当社は、世界屈指の鉄鋼原料船 オペレーターとして、あらゆる顧客のニーズに応えるべく、多様な船型で、かつ大規模な船隊整備を実施します。
今回の新造船44隻のうち、既に半数の船については長期にわたる貨物契約を締結し、残りについても長期契約の成約を目指し、最終的に長期契約比率60%を目標にしています。
当社の運航隻数は、2007年3月末時点でケープ・パナマックス合わせて118隻、2012年度末までにケープサイズ約120隻、パナマックスサイズ約30隻の合計約150隻の運航規模となります。