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インド・パキスタン・中東‐アフリカ航路 改編
9隻体制・2ループ化でサービス拡充

2007年05月22日

当社は南北コンテナ航路の更なるサービス強化のため、7月よりインド・パキスタン・中東‐東アフリカ・南アフリカ航路(MRX)を改編します。
MRXサービスは、Pacific International Line (PIL:本社シンガポール)、および Laurel Navigation Ltd.(LNL:本社モーリシャス)との協調サービスです。各社が2隻ずつ投入している現在の6隻体制に、各社が1隻ずつ追加投入して9隻体制としたうえ、ループを2つに分けサービスを提供します。第1ループは「東アフリカサービス」、第2ループは「南アフリカ・西アフリカサービス」と、それぞれ地域を限定して配船することにより、より安定したスケジュールで、顧客ニーズに対応します。

■第1ループ:東アフリカサービス
現在の南アフリカ折返しサービスを、東アフリカ折返しのウィークリー・サービスとして継続します。混雑のため滞船が恒常化しているダーバン港への寄港を休止することにより、一層安定したスケジュールでサービスを提供するとともに、東アフリカ向けのスペースを拡充し、マーケットの旺盛な需要に対応します。

【 新サービスの概要】

投入船 :1,200TEU型 × 4隻(うち当社運航船1隻)
頻度 :定曜日ウィークリー
寄港地 :Karachi - Nhava Sheva - Jebel Ali - Mombasa - Dar es Salaam - Karachi

■第2ループ:南アフリカ・西アフリカ サービス
第1ループのダーバン寄港休止に伴い、新たにインド・中東-南アフリカ・ 西アフリカ間のサービスを開設します。新たにケープタウンに寄港し、冷凍貨物に代表される中東向け輸出に対応するとともに、同港で当社の南米東岸と南アフリカを結ぶ航路に接続することにより、南米から中東向けの冷凍貨物などの輸送にも対応します。インド・中東-南アフリカ間では、途中港への寄港中止により、大幅にトランジットタイムを改善します。また、従来シンガポールで接続していたインド・中東 - 西アフリカ間で直行サービスを開始することにより、東アフリカ向け同様に伸張著しいマーケットに、最速のトランジットタイムでサービスを提供します。

【 新サービスの概要】

投入船 :1,200TEU型 × 5隻(うち当社運航船2隻)
頻度 :12日間隔
寄港地 :Jebel Ali - Nhava Sheva - Durban - Lagos(Apapa) - Cotonou - Tema- Cape Town - Durban - Jebel Ali

(ご参考)現MRXサービス寄港地
Karachi - Nhava Sheva - Jebel Ali - Mombasa - Dar es Salaam - Durban - Dar es Salaam-Mombasa - Karachi- Nhava Sheva - Jebel Ali - Karachi