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商船三井グループの不動産関連事業の統合
- 新たに管理事業を集約 -

2007年05月25日

商船三井グループは、中期経営計画「MOL ADVANCE」の全体戦略のひとつとして、グループ総合力と競争力の強化を掲げ、取り組んでいます。このたび、当社グループのダイビル株式会社(以下ダイビル)と商船三井興産株式会社(以下商船三井興産)が、グループの不動産建物管理事業を統合し、顧客サービスの向上と一層の事業発展を目指します。

  • 事業統合の概要
    • (1)2007年7月5日付けにて、商船三井興産がダイビルを引き受け先とする第三者割当増資を実施し、ダイビルは、商船三井興産の発行済み株式の50%超を取得し連結子会社とします。
    • (2)商船三井興産は、ダイビルの連結子会社である株式会社エスカ、及び、関西建物管理株式会社の発行済み株式の100%、株式会社大阪オールサービス(*)の発行済み株式の約49%を取得し、商船三井興産のそれぞれ連結子会社、持分法適用会社とします。

      *株式会社大阪オールサービスは、ダイビル・ファシリティ・マネジメント株式会社と改称し、優秀な管理要員の育成・確保を図ります。

  • 事業統合の目的
    当社は、2004年10月のダイビル株式会社の連結子会社化以降、グループが保有する資産全体の効率的活用を目的に、ダイビルへの不動産物件の集約を進めています。今般、不動産建物管理事業について、ダイビルと商船三井興産の当該事業を統合することによって、両社のノウハウの集中と、管理コストの削減をすすめ、保有・管理する資産のバリューアップと、顧客満足度のより高いサービスの提供を行います。また、商船三井興産の持つ営業力と、ダイビルの持つリーシング、コンストラクションマネジメントのノウハウを活かし、ダイビルと商船三井興産とが一体となって、新たなビジネスチャンスを追求します。
  • 両社の概要 (2007年3月末現在)
    会社名 ダイビル株式会社 商船三井興産株式会社
    設立年月日 1923年10月15日 1977年12月9日
    本社所在地 大阪市北区中之島3-6-32 東京都中央区日本橋本町3-3-6
    資本金 12,227百万円 395百万円
    主要株主 当社 50.94%出資 当社84.94%出資
    売上高(2006年度) 約259億円 約72億円
    社長 佐藤博之 高梨芳男
    従業員数 74名 116名