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ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's)による 当社格付変更「Baa1」から「A3」

2007年11月29日

ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's)が、当社の長期債務格付け及び発行体格付けを1ノッチ引上げ、A3格とする事を決定致しました。
Moody'sは格付引上げの主な事由として以下の点を挙げています。

  • ここ数年運賃、燃料価格、外国為替市場の変動の大きさに対処するため、海運事業の効率性向上により収益性を大幅に強化すると共に、顧客との長期に亘る輸送契約、ならびに燃料価格に応じて運賃を調整する条項を含む輸送契約を増やすことで、海運事業の安定性を高めてきた。
  • LNG船、油送船、自動車船、ドライバルク船事業などの拡大によって海運事業自体の多角化の進展、さらに、ターミナル関連、物流、航空貨物そ  の他の海運関連事業、ならびに不動産事業の拡大により、事業ポートフォリオ全体を多角化してきている。
  • 種々の困難にも関わらず、経営計画を継続的に遂行する能力と、バランスのとれた堅実な財務方針を持っており、又、当社の強化されたキャッシュフローにより、資本構成は大きく向上してきている。
  • 従って、2007年度から2009年度までの現行の中期経営計画のもとで、積極的に船隊を増強しているが、今後さらに資本構成を向上していくことができると考えている。又、将来運賃市況が悪化することがあっても、財務の柔軟性を高めていくであろうと考えている。