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船舶運航状況をリアルタイムに表示するシステムを日本で初めて導入
- 最優先事項である安全運航のシンボルに -

2009年09月28日

株式会社ウェザーニューズ
株式会社商船三井

株式会社ウェザーニューズ(社長:草開 千仁 本社:東京都港区)はこのほど、船舶の運航状況や地球上の気象・海象などをリアルタイムに表示するシステム「FMS.Globe」(*)を開発しました。
ウェザーニューズが船舶安全運航管理に全面協力している株式会社商船三井(社長:芦田 昭充 本社:東京都港区)の本社ビル7階受付に、同システムを日本で初めて導入しました。最優先事項である「安全運航」管理体制のシンボルとしてご覧いただけるとともに、安全運航に取り組む両社の姿勢をビジュアルメッセージとしてお伝えします。

*Fleet Management System(船舶管理システム)の頭文字と、Globe(地球)をつなげた名称。

「FMS.Globe」には、商船三井「安全運航支援センター」での全運航船の運航管理業務に使用中のシステム「FMS.Safety」から、さまざまなデータを取り込んでいます。
地球を模した球形スクリーン上に、全船舶の位置や船舶航行を左右する全世界の気象・海象の最新情報(気圧、台風、潮流、海水温度、雲)をリアルタイムで表示しています。

【背景】
商船三井は2007年2月、全運航船を24時間365日支援する「安全運航支援センター」を新設、運営している。長年にわたって商船三井の船舶運航を支援してきたウェザーニューズは、航行中・停泊中の船舶すべての安全運航を支援するTFMS(Total Fleet Management Service)によって、同センター立ち上げと運営に全面協力している。

【「FMS.Globe」仕様】
大きさ:
高さ...約2m、幅...基台50cm、球形スクリーンの直径...83cm
表示方法:
基台部分に設置してあるプロジェクターから、インターネットで送信されたコンテンツ(映像)を特殊な球形スクリーンに映写して表示。

ウェザーニューズと商船三井は今後も、さらなる安全運航に向けた取り組みを継続的に行っていきます。