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CO2削減プロジェクトが
国交省の補助対象事業に採択決定
~停泊中ゼロエミッションを目指したハイブリッド自動車船~

2010年01月14日

CO2削減技術開発の一環として、当社は三菱重工業株式会社・三洋電機株式会社と共同で、自然エネルギーを利用したハイブリッド自動車船の研究開発を進めています。
同研究開発はこの度、国土交通省の「船舶からのCO2削減技術開発事業」の補助対象事業として採択されました。

研究の概要は以下の通りです。

  • 太陽光発電システムとリチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッド電力供給システムを開発。自然エネルギーを有効活用し、大洋航海中に太陽光発電システムで発電した電気をリチウムイオン電池に蓄え、停泊中に消費することでディーゼル発電機を停止し、停泊中のゼロエミッションを目指す。
  • 本システムを装備した「ハイブリッド自動車船」を建造(2012年竣工予定)。実運航を通じてCO2削減効果の検証・評価を行い、将来に向けてより効果的なCO2削減技術の確立を目指す。

当社は2005年11月竣工の「EUPH0NY ACE」および2008年5月竣工の「SWIFT ACE」に太陽光発電システムをすでに導入しており、今回の研究開発でこれを更に進化させます。
同研究開発は「ISHIN-I」として当社が昨年9月に発表した自動車船の未来像の実現に向けたひとつのステップであり、当社は引き続き、船舶の環境負荷低減に向けた技術開発に積極的に取り組んでまいります。

※本件につきましては、三洋電機株式会社からも本日付でプレスリリースされます。