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日露航路をウィークリー化

2010年05月21日

当社とFar Eastern Shipping Company (以下「FESCO」。本社:ロシア・ウラジオストック)は、共同で運航している日露航路サービス(Japan Trans Siberian Line)をウィークリー化します。

当社とFESCOは日本‐ロシア間の直行サービスを提供する唯一の海運会社です。これまで隔週で提供していた日露間の直行サービスに加え、6月中旬から釜山港でのトランシップサービスを開設し、日露航路サービスを毎週提供することでサービス向上を図り、顧客のニーズにより一層応えます。

当社は新中期経営計画「GEAR UP! MOL」において「新たなる成長への挑戦」をテーマとし、今後も成長の見込まれる新興国トレードのサービス拡充を進めていきます。

日露航路サービスにおける新設/改編概要

1. 釜山トランシップサービス開設

日本--韓国間の当社輸送スペース(一部、コマーシャルフィーダーサービス)と、FESCOが提供する韓国-ロシア間のサービスKOREA SOVIET DIRECT LINEを利用し、釜山港でのトランシップサービスを新たに開設し、日露間を結びます。これにより既存の直行サービス(隔週)を補完し、日露航路サービスのウィークリー化を実現します。

A.日本--韓国間利用サービス

<輸出>
  • 横浜出し --名古屋出し --当社CBE(日本—タイ)サービス
  • 神戸出し --コマーシャルフィーダーサービス

寄港曜日・サービス提供開始出港日

  寄港曜日 開始出港日
横浜 日曜日 6月13日
名古屋 火曜日 6月15日
神戸 月曜日 6月14日
<輸入>
  • 横浜向け --名古屋向け --コマーシャルフィーダーサービス
  • 神戸向け --当社CNY(アジア‐北米東岸)サービス

寄港曜日・サービス提供開始予定日
(輸入)

  寄港曜日 開始出港日(ボストチニ発) 開始出港日(ウラジオストック発)
横浜 金曜日 6月21日 6月22日
名古屋 土曜日
神戸 金曜日

B.韓国--ロシア間利用サービス

  • 運営会社 : FESCO
  • 投入船型 : 1,200TEU型コンテナ船 1隻
  • 寄港地 : 釜山(土)--ボストチニ(月)--ウラジオストック(火)--釜山 (土)

2. 既存の直行サービス改編

日露直行サービスにおいて日本での寄港の順序を以下の通り変更し、隔週で定曜日に寄港します。

新サービスローテーション:
横浜 (月)--名古屋 (火)--神戸 (水)--門司 (木) (*)--富山 (土)--ボストチニ (月)--ウラジオストック (水)

(ご参考)旧サービスローテーション : 富山--門司(*)--神戸--名古屋--横浜--ボストチニ--ウラジオストック
(*) 月間1航海のみ寄港

新ローテーション開始: 2010年7月12日 横浜寄港から