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医療用の車両・機器の無償輸送に協力、
カンボジア政府より表彰

2011年08月25日

当社は、8月22日にカンボジアのプノンペンで開催された式典に招待され、カンボジア政府より表彰を受けました。

当社は、認定NPO法人サイド・バイ・サイド・インターナショナル(以下SBSI、下記※ご参照)の活動に賛同し、カンボジアにおける救急システム構築事業を支援すべく、昨年6月からこれまでに合計34台の医療用車両と医療機器を無償で輸送しました。これらは、カンボジアの2つの国立病院を含む5つの医療機関に引き渡され、救急の第一線で活躍しております。

今回表彰を受けたのは車両を提供した日本財団、ならびにSBSI と当社の3団体です。

警察、消防、保健省、病院、軍関係者約300名が列席する中、カンボジアの国家テロ対策委員会(National Counter-terrorism Committee:首相府直轄のテロ・災害対策部門)の委員長であるオンミェンティエン上級大臣から「カンボジアの救急システム構築のために、継続的な協力と惜しみない努力をしてくださったことに、王立政府を代表して感謝の意を表します」との言葉と記念品の贈呈を受けました。この模様はカンボジアのテレビ・新聞で大きく取り上げられました。

当社は「地域社会への貢献」を社会貢献活動の理念の1つとして掲げ、社会とともに相乗的・持続的に成長する企業として、グローバルネットワークを有する海運会社ならではの社会的貢献活動に積極的に取り組んでいきます。

医療用車両の寄贈式でオンミェンティエン上級大臣(写真右)から表彰を贈呈
当社が輸送した救急車の前でSBSI佐々木理事長(前列右から3番目)、カンボジアの救急隊員と記念撮影

※認定NPO法人サイド・バイ・サイド・インターナショナル
主としてカンボジアにおいて救急システム構築、救急対応病院支援、医療僻地の妊産婦・母子医療支援等に取り組むNPO。1997年にカンボジアにおける活動を開始、同国保健省との協働プロジェクト等を実施し、2008年に同国政府認定の国際NGOとなった。日本においては2010年3月に認定NPO法人に指定される。寄付による救急車・消防車・医療機器等をカンボジアに送り、それらを活用し同国に於ける救急医療体制の構築、救急隊員の養成等を行っている。