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G6アライアンス、3月から欧州航路協調を開始

2012年02月08日

当社の所属する定期コンテナ船共同運航組織「G6アライアンス」は、欧州航路における共同運航の開始を当初予定よりも早め、2012年3月第1週からサービスを開始します。より広範な寄港地をカバーし、且つその寄港頻度を向上させた高品質サービスの提供開始を早めることにより、迅速に顧客ニーズに対応することを目指します。

G6アライアンスは、ザ・ニューワールドアライアンスに所属する商船三井(日本)、APL(シンガポール)、現代商船 (韓国)とグランドアライアンスに所属する日本郵船(日本)、Hapag-Lloyd(ドイツ)、OOCL(香港)の6社で構成され、アジア/北欧州航路及びアジア/地中海航路において共同運航を開始することを昨年12月に発表しました。

当初、2012年4月からの協調開始を予定していましたが、6つの北欧州サービスを、1ヶ月前倒しして3月第1週から提供します。但し、日本発着のサービス(Loop 1)は、現在進めている事前協議手続きが完了次第のサービス開始となります。

なお北中国サービス(Loop 2)は、今後の状況に応じて開始時期を決定します。

西地中海サービス(EUM)につきましては今後も現行サービスの提供を続けます。また、東地中海/黒海サービス(ABX)は4月からの開始となります。

当社はG6アライアンスのメンバー各社と共に、アジア、ヨーロッパ、地中海地域の40港以上をカバーする高品質なサービスを提供し、今後も顧客ニーズへの的確な対応に努めます。

参考

現時点での各航路の寄港順は以下の通りです。
※今後の荷動き状況、港湾事情などに応じて、変更になる可能性があります。

【Loop 1】
神戸-名古屋-清水-東京-香港―カイメップ-シンガポール-ジェダ-ロッテルダム-ハンブルグ-サザンプトン-ルアーブル-シンガポール-香港-神戸

【Loop 2】
開始時期決定後に追って発表します。

【Loop 3】
上海-寧波-南中国-シンガポール-タンジール-ロッテルダム-ブレーメルハーフェン-グダニスク-ゴーセンブルグ-ロッテルダム-ジェダ-シンガポール-南中国-香港-上海

【Loop 4】
寧波-上海-南中国-シンガポール-サザンプトン-ハンブルグ-ロッテルダム-シンガポール-南中国-寧波

【Loop 5】
光陽-釜山-上海-南中国-シンガポール-ロッテルダム-ハンブルグ-テムズポート-シンガポール-光陽

【Loop 6】
高雄-アモイ-南中国-香港-シンガポール-コロンボ-サザンプトン-アントワープ-ハンブルグ-ロッテルダム-ジェベルアリ-シンガポール-南中国-高雄

【Loop 7】
青島-上海-香港-南中国-シンガポール-サララ-ルアーブル-ロッテルダム-ハンブルグ-サザンプトン-タンジール-サララ-シンガポール-南中国-青島

【EUM】
釜山-上海-寧波-南中国-香港-シンガポール-ポートケラン-ジェダ-ダミエッタ-ジェノア-フォス-バルセロナ-バレンシア-ダミエッタ-ジェダ-シンガポール-香港-釜山

【ABX】(4月から開始予定)
寧波-上海-南中国-香港-シンガポール-ポートサイド-アシュドッド-イスタンブール-コンスタンツァ-オデッサ-イスタンブール-アシュドッド-ポートサイド-シンガポール-寧波